頭頂部がはげあがり、両サイドから髪をなでつけてごまかす「スダレハゲ」(学名:Hagerence Barcode)に
国家の品格
を高める効果のあることが明らかになった。大阪の企業・リーブ21が数学者・藤原正彦さんの協力を得て研究した結果つきとめたもの。詳細をまとめた論文が今月末発行の科学雑誌「アート・ネイチャー」に掲載される予定。
同社は藤原さんを検査対象として、スダレハゲ頭頂部から発散される汗を細かく調査。その結果、汗の中に「ノネナール」というスダレハゲ特有の物質が多く含まれていることがわかった。ノネナールは、空気中に放出されると周囲にオヤジの品格をただよわせ、特有のにおいで不埒な若者や女性を威圧する効果があることで知られている。リーブ21は、
「ノネナールの多い国家では、あまりのにおいのキツさに
“数学者がなぜか専門外の政治や国語について訳知り顔で論じる”
といった矛盾を感知する当たり前のセンスが麻痺してしまう。これが結果的に国の品格を向上することに貢献する」
と説明する。
いっぽう、最近の日本の品格が暴落していることについても、
「首相がスダレハゲでなく、ムダに髪の毛が多いためではないか。次期首相も髪の毛が多く、ポマードたっぷりなので品格の下落傾向は避けられない」
とみる。研究に協力した藤原さんは「髪型だけで言えば20年後の志位和夫あたりが首相候補にふさわしい」と述べており、自民党総裁選のゆくえにも一石を投じることになりそうだ。