18日の宮内庁発表で、秋篠宮妃の紀子妃(39)が帝王切開での出産を検討していることが判明。新聞各紙が大々的に報道するなど物議をかもしている。分娩方式によっては日本の和の伝統のみならず皇統にも大きな問題を引き起こしかねないためだ。伝統を重んじる良心的知識人は、自然分娩を選択するよう再考を促すかまえだ。
「昔の女性はできていた」などの著書で知られ、生理のときはナプキンを使わず力んで経血を止めるのがポリシーの三砂ちづるさんは、
「帝王切開は女性の身体性を損ねる。産みの苦しみを乗り越えてこそ母性愛が育まれるもの。自然分娩がいちばん。きっこ妃には、できれば自宅の土間にぶらさげた荒縄にしがみついて産んでもらうのがベストだと思っている」
と話す。氏に限らず、論壇からは
- 自然分娩でないと万世一系で受け継がれてきた遺伝子が変性する
- せめて会陰切開でお願いしたい
と、産婦用ドーナツ円座を振り回して抗議する声も強い。
独身ながら食育による母と子のきずなの重要性を説いてきたジャーナリストの櫻井よしこさんは
そもそも帝王切開は狩猟民族であるローマのカエサルの出生に起源をもつもの。自然との共生を旨とする日本的心情にそぐわない。まあ、わたしは産んだことないけど
と指摘。安易な帝王切開は危険と警告する。
いずれにせよ、分娩のしかたによっては一国の伝統が揺るぎかねない一大事。当面は眞子妃の会陰から目が離せそうもない。