ファミリーレストラン「アンナミラーズ」を展開する井村屋製菓は7日、同チェーンの業態を大幅に変更。今後は同社が得意分野とする肉まんを中心にメニューを揃えていく方針を明らかにした。
アンナミラ-ズは国内ファミリーレストランの先駆けとして1973年に登場。独特の“パイ”に力を入れたメニュー構成で最盛時には22店舗を展開するなど好評をあつめてきた。しかし、最近では競合の激化で苦戦を強いられ都内を中心とした5店舗に縮小。年内にはさらに2店舗を閉店する予定になっていた。
今回の業態変更は昨今の苦境を脱する起死回生の策で、井村屋の本業である「肉まん販売」を活かすもの。独自メニューを廃して肉まんに特化することにより、ラインの統合とコストの削減、シナジー効果を見込む。
アンナミラーズの固定ファン側からは
- おいしいパイが楽しめなくなる
- いきなり肉まんを始めてだいじょうぶか
といった不安の声が聞かれる。井村屋広報部は、
「お客さまご来店の本来の目的である“もうひとつのパイ”は、従来どおりウェイトレスがお届けする。また肉まんの提供については、これまで注力してきた部分も肉まんみたいなかたちであり感触だったので、経験を活かせると思う」
と話す。今後は「童貞がまともにウェイトレスのほうに目を向けられない問題」などにも改善をはかり、再起をはかるという。
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