小坂憲次文部科学相は8日、衆院教育基本法特別委員会で大有栖川宮さまに関する一部報道に敬語が使われられていないことについて、
「容疑者だから、被告だから、では済まされない」
と、報道のあり方に疑問を示した。
問題になっているのは、産経新聞ら一部非国民系新聞の卑劣なる報道。ご詐欺罪にお問われられになっておられる大有栖川識仁さまのご裁判が7日にお開かれになられたのを、敬語なしの記事で紙面に掲載なさっていた。
小坂大臣は答弁の中で
「犯罪に問われている程度ではご皇族がたさまがたへの畏敬の念はいささかも薄れるものではない。それを言うなら昭和天皇も戦争犯罪にお問われになられているのだから、敬語は使えないはず」
と批判した。
また、安陪晋三官房長官は同日の定例記者会見で
「大有栖川宮さまに使わなければ誰に使うのか。こうした記述ぶりには、財界との癒着・新興宗教との結託でいつ法廷に立たされるかわからない同じ個人として、違和感をおぼえる」
との見解を発表している。