警視庁ハイテク犯罪対策総合センターと池袋署は30日、フィッシング詐欺容疑で東北在住の14歳の少年を逮捕した。未成年者がフィッシングで摘発されるのは全国でもはじめて。
調べによるとこの少年は、放送禁止用語のあだ名をもつ熱烈なフィッシングファン。日頃から
- 真冬でも麦わら帽子をかぶっている
- 三度の飯より釣りが好き
などの奇行で、近隣の住民からもいぶかしがられていたという。
直接の容疑は、今年1月から3月にかけネットの匿名掲示板上で複数人に対して
「“地底湖のキノシリマス”の釣り方を教える」
などと甘言を弄し、代償にWebサイトを介してクレジットカード番号などを入力させた疑い。いつまでも情報を教えてくれないことに腹を立てた被害者が警察に通報したことで、犯行が発覚した。容疑については大筋で認めており
「フィッシングのテクニックは祖父に習ったほか、独学で覚えた」
としている。
女性の被害者のなかには、
「カードを不正使用されたくなければ“女拓”をとって送れ」
などと言われ、全身スミまみれになりながら泣く泣く女拓をとった者もいるという。
少年をよく知るニート釣り師の鮎川魚紳氏は
「ときどき“クリリンのことかあ!”などと意味不明なセリフを発したり、挙動不審なところが目立っていた。いつかなにかやるとは思っていたが…」
と話している。
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