ハンバーガーチェーンのロッテリアは25日、都内一部店舗で新商品「しもつかれバーガー」の発売を開始した。同社はデフレ基調の影響を受け業界三番手に転落、100億円規模の赤字を出している。新商品による「新生ロッテリア」アピールで事業再構築をめざす。
しもつかれバーガーは、栃木県の風土料理「しもつかれ」をフィーチャーしている。貧しかった時代の下野地方の人々が豆・魚などの残飯を煮てつくったゲロのような食物で、地元では現在も「昔の貧乏を忘れさせないように」と給食などで嫌がる児童にむりやり食べさせる風習がある。
元ユニクロ社長で、ロッテリアの企業再生コンサルタントを務める玉塚元一氏は
ニート問題が注目されるなか“人間力”を高める食物としてしもつかれに注目した。「かれ」の語尾で「カレーの親戚?」と勘違いさせ、子どもにがっかり感と社会への絶望を味わせることができる。幼少期にしもつかれをむりやり食べさせて絶対服従を学ばせておけば、反社会的な大人になることはない
と企画意図を説明する。
ロッテリアでは、今年上半期中には首都圏を中心に500店舗でしもつかれバーガーを展開する予定。なお25日午前から、都心の栃木県出身者が周辺各県へあわてて夜逃げしだす現象が多発しているが、玉塚氏は「関連性は明らかではない」としている。
GIGAZINE – ロッテリアの豆腐ひじきバーガーを食べてみた / 渡良瀬湖畔亭: しもつかれ / 関東の最果てより:しもつかれの不味い原因。 / くらねぇけ?: しもつかれ / salmoの情報館: しもつかれの現在
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