自民・公明両党が運営する「教育基本法改正に関する検討会」は16日、改正案に明記する「具体的な愛国心のありかた」について「ツンデレ愛国」とすることで合意した。政府・与党は今後、この最終案に基づいて国会への提案に向けた調整をしていく。
同法改正案については、自公両党の穏健派から「“国を愛する”という表現だけでは具体性に欠ける」とする批判が相次いでおり、愛国心のありかたについて具体例を示す方向での話し合いが行われていた。今回の合意で改正案には「ツンデレ愛国」的な行動例が明記されることになる。
弊紙が独自に入手した検討会の内部文書によると、
具体的な愛国心の表し方:
- 卒業式で「ば、ばかっ。日本のことなんか好きじゃないんだからねッ!」と着席して後ろを向きながら、思わず君が代を口ずさんでしまう
- 「て、天皇なんか戦争犯罪人の子孫なんだからッ!」となじりつつ、家では神武以来の歴代天皇名を暗誦する練習をする
- 「麻生は南京の皆さんに謝れっ!」とデモをするふりをしながら蝦夷地を侵略する
などといった記載のあることが確認できた。
検討会の大島座長は記者団の質問に答え、
会の出席者の中でも、最後まで「マゾ愛国がよい」「いや略奪愛国がよい」といった意見が真剣に闘わされていた。早期に国民の皆さんのご判断をあおげるようにしたい
と話していた。