テレビ朝日系列で日曜朝8時半から放映中の「スイートプリキュア♪」がシリーズ前作比で視聴率に伸び悩みを見せているため、制作元の東映は大規模なテコ入れをおこなうことを決めた。女児向けアニメとしては異例の「首ちょんぱ」描写も取り入れ、新規視聴者獲得を狙う。
「スイート〜」は、最終決戦でヒロインが巨大菩薩化して衆生を救うという難解なテーマとなった前作の反省に基づき、主演声優に超名作アニメ「明日のナージャ」で知られる小清水亜美を配するなど力を入れて制作に臨んだものの、すでに放映された3話までの視聴率がふるわず、スポンサーから問題視されていた。
そこで東映では現在放映中の他局変身少女アニメを徹底分析。「ウケる要素」を取り入れ大規模テコ入れすることを決めた。まず手始めに、次回放送話では
「主人公の北条響がメガトーンに頭を喰われ、“首ちょんぱ”になる」
超展開に突入。幼女のハートをわしづかみにする予定。
さらに残された南野奏も、妖精ハミィから「プリキュアは定期的に枕営業しなくてはならない」という契約条項を聞かされ愕然とするも、
「メジャーレーベルからデビューしたいなら枕は当たり前だニャ。イヤならマイナーランドやインディーズと契約しろニャ。きみたち人間はいつもそれだニャ」
と返され途方に暮れるなど衝撃展開が満載だという。今回のテコ入れは今後の女児向けアニメ界を変える可能性もあるだけに、ゆくえを注意深く見守っていく必要がありそうだ。