検索サービス大手のGoogleが、SNSサイト「Facebook」に対し「同サイト内の情報が公開されておらず検索対象にできない」ことなどを理由に個人情報の提供を停止し話題になっているが、同社が個人ユーザーに対しても同様の措置を取る方針であることが7日までにわかった。今後、
「個人情報を提供しないユーザーはGoogleで検索できなくなる」
という。
Googleの検索サービスチームが公式blogで明らかにしたところによると、「検索可能な個人情報を提供せずに検索結果ばかり求める“一方通行”のユーザー」が増えており、インターネットの自由と発展をおびやかしているという。このため、今後は「個人情報をGoogleに提供している者だけがググれる」仕様に変更していくことを決めた。
具体的には、Google利用に際しGoogleアカウントの登録を必須とし、個人情報登録画面から氏名・生年月日・住所や趣味嗜好を入力しなければ検索をできなくする。この際、「オプションとなっている“執筆blogアドレス”“初体験年齢”などの項目にどれだけ入力できるか」「ユーザーが女性か。とりわけJKやJCであるか」などが加点要素となり情報の有益性が判断され、利用できるサービスの範囲が決まるとのこと。
Googleでは、今後の高度検索ニーズの高まりを見越して、
- 毎日の買い物のレシートを写メで送ってもらい、消費トレンド分析を可能にする
- 唾液DNAサンプルを提出してもらい、全人類ゲノム検索に使用する
なども検討しているという。今後もGoogleと利用者のWin-Winな関係は続きそうだ。