ソフトバンクは31日、iPadや同社携帯電話向けに雑誌やニュースの配信サービス「ビューン」を始めることを発表したが、さらに特定ジャンルのコンテンツに注力した特別版のビューンも計画していることが、関係者の話で明らかになった。
ビューンは主にニュースなど一般情報誌のコンテンツを発売日に「ビューンとすばやく届ける」(同社孫社長談)サービスだが、ニッチ市場にリーチしきれないという弱点があった。そこで、6月中旬までにより専門的なジャンルに特化したサービスを立ち上げるという。
まず予定されているのは、特撮系オタク向けの
「デュワッ」
だ。ウルトラマンのように、3分以内に必要とされているコンテンツを届けることをモットーに命名された。また、
「ドピュッ」
は「デラべっぴん」や「ホットミルク」などさまざまなエロ雑誌を配信。3こすり半でイってしまう読者層を期待して名付けられたという。
ソフトバンクではこのほかにも
- ボヨヨン
- ペターン
- ビシッオホホホ
など多数のニーズ別サービス立ち上げを検討しており、現在コンテンツホルダー各社と折衝中だとのこと。電子書籍市場の起爆剤となるか─。今後、「ブリッブリブリブリッ」が出るかどうかも含めて目が離せそうもない。