トップモデルのエビちゃんが9日に電撃入籍を発表し、各方面から祝福で迎えられているなか、思わぬところから「待った」がかかった。結婚に物言いをつけたのは、なんと環境省。エビちゃんの結婚には「外来生物法違反のおそれがある」というのだ。
エビちゃんは女性誌読者モデルでブレイクした人気タレント。名古屋出身で、えびふりゃーになる直前にスカウトされたという異色の経歴をもつ。そんなエビちゃんが入籍を発表したのは9日。お相手はおなじ芸能界のアメリカザリガニだが、これが環境省のお気に召さなかったらしい。
「アメリカザリガニは外来種で、繁殖に手を貸した場合には外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)に違反する可能性があります」と説明するのは環境省自然環境局野生生物課の担当者。「アメリカザリガニが増えるのをこれ以上放置すれば、国内在来種の絶滅をまねくおそれがある。座視できませんね」と語る。
また、今回の入籍については生命倫理の観点からも「エビとザリガニという異種間交配を推奨するようなもの」と識者から批判の声があがっている。今後のエビちゃんの対応に要注目だ。
- 2010
- 05/11 21:02