米国で実用化が進みつつある「拍動しない高耐久型の人工心臓」について、埋め込み手術を受けた患者に重篤な副作用の出ていることが4日までにわかった。脈なし型人工心臓は心臓病患者の社会復帰に大きく役立つものと期待されていただけに、医学界には大きな衝撃が走っている。
米ニューヨーク州在住の女性患者キャサリーンさん(仮名・29)も、脈なし人工心臓を埋め込まれて副作用の出たひとり。調べによると昨年冬に人工心臓取り付けに成功して退院したキャサリーンさんは、以前から勤めていたマンハッタンの証券会社にみごと復職を果たしたが、しばらくして周囲の男性から異常を指摘する声が出はじめた。
「デートに誘っても、まったく応じてくれなくなった」
というのだ。
手術前には、キャサリーンさんは「声をかければけっこうヤラせてくれるブロンド娘」として社内で定評があったが、術後はどんなにカネのあるイケメンがモーションをかけてもまったくなびかなくなり、これまで延べ2千人以上の男性をそでにしてきたという。男性陣は、
「それでオレはキャサリーンにこう言ってやったのさ。
“おまえ、本当に脈がなくなっちまったんだな”
てな。Ha-Ha-Ha…!」
と人工心臓の副作用である可能性を指摘する。
同様のケースは全米各地で「プロムパーティ前に決死の覚悟で告白した相手の脈がなかった」「田舎の橋のうえで告白した熟女の脈がなかった」など多数報告されており、深刻な状況となっている。さらに、脈なし人工心臓はいつの間にか日本国内でも認可承認を受け手術がおこなわれていたようで、
「三十過ぎて必死でアタックを繰り返しているのに、周りの女性がみんな脈なしだ」
といった証言もある。放置すればますます童貞が増えかねない事態だ。このような危険な副作用をもつ人工心臓を認可した厚生労働省には、猛省をうながすとともにすみやかな調査が望まれそうだ。