国民の祝日法改正でクリスマスが前倒しになることが決まったばかりだが、今度はバレンタインも…。日本製菓連合会(会長・重光武雄ロッテ社長)は26日、2005年度のバレンタインデーを大幅に前倒しにして開催することを決めた。各界では対応に追われている。
製菓連合会の決定は、千葉ロッテマリーンズが26日に31年ぶりの日本シリーズ制覇をなしとげたことを受けたもの。オーナー企業のロッテが製菓業を営んでいることに加え、マリーンズ監督ボビー・バレンタイン氏の名前にあやかり「一層のシナジー効果が見込まれる」として異例の前倒し開催に踏み切った。今年度のバレンタインデーは約一週間後の11月4日となる。
日程変更を受けて各製菓会社は大規模なイベントを行う予定。ロッテは27日より、同社工場のある東京・新宿区で「ギブミーチョコレートキャンペーン」としてジープから「ビックリマンチョコ」のバラまきを実施。グループ企業のロッテリアでも、パテをチョコレートに差し替えた「チョコバーガー」を発売する。また、よっちゃん食品工業は駄菓子屋店頭でのみ「よっちゃんいかチョコレートトッピングバージョン」を限定発売する予定だ。
- 2005
- 10/26 23:37