若者の右傾化、外国人排斥運動の高まりに対するアンチテーゼなのか? テレビ朝日・東映は8日、来年2月からはじまる新しいスーパー戦隊シリーズ
「洋行戦隊アメチャンジャー」
の制作発表記者会見を都内で開催した。テーマは、ずばり「国際親善」。在日外国人や少数民族を迫害するおそろしい悪の秘密結社から世界を守るという設定だ。
あらすじ:
日本各地で、なぞの外国人排斥運動やFAX送りつけなどの迷惑行為が頻発していた。極右時空からやってきた「ネットウ・ヨーク」の侵略がはじまったのだ。これに対して立ち上がったのが、洋行帰りの若き5人の戦士だ! 彼らは各国の“ソウル”の力を借りて、国際親善のために戦う!
- オバマブラック
アメリカンソウルを引き継いで戦う黒き戦士。「Yes, we can」が口ぐせ。必殺技は暗殺(される) - ブリテンブルー
ブリテンソウルを引き継いで戦う青い戦士。メシがまずい。敵を仲間割れさせて自滅に追い込む必殺技をもつ - ルーシレッド
ロシアンソウルを引き継いで戦う赤き戦士。ちょっと目を離すと勝手に南下してくる。必殺技は「チェルノブ石棺落とし」 - フレンチグリーン
フランスソウルを引き継いで戦うキザなやつ。「ミーのことザンスか」などとフランス語ばかり使うのでコミュニケーションに難あり。必殺技は「ムルロア環礁爆発」 - マサイイエロー
紅一点の黄色い戦士。アフリカ上空の飛行機事故からただひとり生還し、現地のマサイ族に育てられた。かつてのスーパー戦隊女性戦士のなかでひときわ露出度が高い衣装が武器
対するネットウ・ヨークも、切腹将軍ハラキーリ(第1話で切腹して死亡予定)や特攻三等兵カ・ミカーゼ(第2話で散華予定)など強力な布陣を擁する。東映によれば、これらの強力な敵に対抗するためにアメチャンジャーでも「イタリーゴールド」や「南アダイアモンド」などの新キャラ投入を予定している。盛り上がりに否応なく期待させられそうだ。