ゲームソフト大手のコーエーとテクモは、来年4月をめどに経営統合することで合意した。競争激化・大作化が進む市場に対抗するための措置で、同時に両社の過去の名作を融合させた新作
「デッド・オア・レイプ ~おんな格闘家の誘惑」
略称「D.O.R.」の開発に着手。シナジー効果でゲーム市場の覇権をねらうという。
「D.O.R.」あらすじ:
かつて団地妻ばかりを狙う女たらしのセールスマンとして名を馳せながらも、婦女暴行で逮捕されて十数年…。あの伝説の“男”が帰ってきた! 今度の舞台は露出度の高い豊満な美女ばかりが集まるビーチバレー会場。彼女らはいずれも名高い格闘家だが、女など仮面を一枚剥げばみなおなじ。欲望を秘め、すきあらば誘惑してくる飢えた獣なのだ。キミは“男”となって妙技を駆使し、すべてのキャラを攻略できるか!
…名前からもすぐわかるとおり、「D.O.R.」は両社の代表作「団地妻の誘惑」「デッドオアアライブ」を融合させた奇跡のコラボレーション作品だ。プラットフォームはMZ-700シリーズ先行で、総天然色8色を用いた超美麗アスキーアートがウリ。煽情的な内容で100万本突破は間違いないと思われる。新会社の代表取締役社長に就任する予定のコーエー・松原健二氏は
「D.O.R.は統合第一作の目玉。今後のラインアップとして“アルゴスの女戦士は電気ウナギの夢を見るか”も検討している」
という。
合従連衡が進むゲームソフトメーカー。業界通によれば
「独立系ソフトベンダー最後の砦と言われるあのジャストシステムも、“天使たちの午後”を引っさげてコーエー・テクモ連合に参加するとの噂がある」
という。まだまだ今後の動きから目が離せそうもない。