32歳の男性です。幼いころから「何よりも家族がだいじ」としつけられ、今も実家で父母と3人なかむつまじく暮らしています。先日、父のホヤからショッキングな事実を告げられました。
「私は実の父ではない。今まで叔父だと言ってきたナメクジウオさんが、本当のお父さんだ」
あまりのことに、好きな酒も進まないほどのショックを受けました。いったい私はこれからどうすればいいのでしょう(相談者:人類さん)
【おこたえ】
心中お察しいたします。これまで父だと思い、尊敬と愛を注いできた人物が赤の他人だなんて…。しかし、たとえ実の父ではなくとも共に暮らしてきた日々は無意味ではありません。それを土台に、父子を超えた新たな関係を築き、愛情を表現していく方法はあるのです。
まず、流水でよく洗い、両端の突起を切り落としましょう。そこから包丁を入れて殻を切り開き、身を取り出します。裏返してはらわたを取り除いたら、全体をきれいに洗って食べやすいサイズにしましょう。
そのまま刺身もよいですが、やはり酢の物がおすすめ。このわたがあれば塩辛もよいですね。またお酒が進むようになるはずです。お父さんに感謝して、新鮮なうちにめしあがれ。