食糧自給率が低く、食品資源に乏しいと言われる日本に、大量かつ良質の「たんぱく質資源」が存在することがわかった。厚生労働省が調査したもので、国内の童貞が毎日生産するたんぱく質を合わせた推定量は、世界一となった。
同省は秋葉原店頭のエロゲーの出荷額や彼女のいない育ち盛りの童貞男性の数などといった統計をもとに、
「毎日どれくらいの量のたんぱく質が、生産されながら活用できずに廃棄されているか」
を推計。その結果、こうしたたんぱく質の量は世界一であり、小国の一日の漁獲量にも匹敵することがわかった。
厚労省がまとめた報告書では、これらのたんぱく源を
「童貞牧場」
と呼称。欧米やアジア諸国と比べ質がよく大量のたんぱく質がただ捨てられている問題を指摘する。「うまく活用すれば食糧自給率の改善にもつなげられるのでは」と担当者は語る。事と次第によっては童貞が日本の「食」を変える時代が到来する可能性もある。
童貞牧場から産出されるたんぱく質は、品質のよさが特徴。良質のたんぱく質としては女性に人気の大豆があるが、これよりもはるかに安価で純度が高い。先の担当者は「女性の消費者に童貞牧場の魅力をアピールし、積極的に食べてもらえるよう施策を考えていきたい」と話している。