2000年12月に起きた世田谷区一家殺害事件について、警視庁成城署捜査本部は犯人のDNAの詳細な鑑定を実施。その結果、今までより詳しい犯人像を得ることに成功した。迷宮入りもささやかれていた同事件だが、ここに来て犯人逮捕に近づく情報が出揃ってきたと言えそうだ。
捜査本部によれば、犯人のDNAは相補的な塩基対による二重らせん構造だった。さらにこれらのDNAはヒストンと結合し、特徴的な46本の染色体を形成していたという。こうした染色体をもつ生物は地球上にはごくわずかしかおらず、犯人特定に向け大きな手がかりになりそうだ。
また、犯人の遺留物であるヒップバッグからは特殊な鉱物である「モナザイト」の粉末が見つかった。これは太陽系第三惑星の砂鉱床に特有の物質であり、容疑者がどの星に住んでいるかを特定するのに役立つのは間違いない。
ネットの匿名掲示板に出入りする事情通のあいだでは、
「二重らせん構造のDNA、砂…あらゆる証拠が、韓国人のしわざであることを示唆している。警察当局は断固とした態度で犯人逮捕に全力を挙げてほしい」
との意見が大勢を占めている。この事件では、犯人が二足歩行用の靴を履いていたことからも「韓国人犯人説」がささやかれていた。がぜん狭まってきた犯人に対する包囲網。逮捕の日は近いと期待できそうだ。