美少女ゲームに
「痔主モノ」
という新境地を切りひらいたあの話題作が、ついにアニメになった。通称「きみぢ」こと「君が痔主でキレ痔が俺で」の放映が、いよいよ2008年新春からスタートする。みなとそふと作品としては初のアニメ化だ。
あらすじ:主人公・上杉錬は若くしてキレ痔に悩む男子高校生。ある日、通いの肛門科でたまたま出会った老人に親切にしたところ、すっかり気に入られてしまう。なんとその老人は近隣では有名な大地主・久遠寺家の当主。
「痔の悩みを知る心優しいキミに、当家の執事となりわたしの娘たちの世話をしてもらいたい」
というのだ。美人三姉妹の世話役と聞いてふたつ返事で引き受けた練。彼はまだ、久遠寺家が“地主”と呼ばれる本当の意味に気づいていなかった…。
ゲームは久遠寺家の遺伝体質でひどい痔に苦しむ森羅・未有・夢三姉妹に近づき、彼女らの痔の悩みをいかに解消していくか─という展開だったが、アニメも基本的にはその流れを踏襲。ファンのあいだではもはや伝説となっている
「錬が、苦しむ森羅にボラギノールを塗るのを手伝う」
感動のシーンも再現される予定だ。ただし、主人公が姉妹のうち誰とむすばれるエンディングになるのかは今のところトップシークレット。最終回まであれやこれやと予想して視るのも楽しみのひとつになりそうだ。
今回は冠スポンサーに「ヒサヤ大黒堂」がつくなど、万全のバックアップ体制が敷かれている。痔の苦しみとその救済をテーマにしためずらしい作品として、コアな「きみぢ」ファンだけでなく全国200万の痔主も要注目のアニメと言えるだろう。放映は東京MXほかUHF各局で来年1月4日夕方6時半から。