教育再生会議は29日までに、若者を自衛隊に入隊させ人間力と規律を身につける
「教育徴兵制」
の具体的カリキュラムをまとめた。同制度は宮崎県の東国原知事(そのまんま東氏)が提案。その後、国レベルでの導入をうながすべく再生会議が作業をすすめていた。
発表されたカリキュラムでは、教育徴兵制による兵役期間を18歳からの三年間と規定。まず、初年度は基礎課程として自衛隊が豊富なノウハウをもつ
「情報流出」
の訓練をおこなう。業務用パソコンでWinnyを使ったりイージス艦の機密情報を他国に漏らしたりと、実戦に即した内容となっている。
二年目は
「大麻栽培」
の実習で、海上自衛隊の先輩たちの指導のもと北朝鮮にも負けないクオリティの大麻を自家栽培。潜水艦内での取引も体験する。最終年次の三年目には
「あっせん収賄」
を学び、三菱重工や山田洋行とよろしくやっていく社会常識を身につけさせるという。
また、特別講師に教育徴兵制発案者の東国原知事も招聘。徒党を組んで写真誌編集部を襲撃する際の心構えを聞くとのことだ。再生会議の広報担当者は
「今後のニーズ次第では“上級士官コース”として集団自殺強制・統帥権干犯をかさにきた侵略戦争遂行…などもカリキュラムに盛り込んでいきたい」
と夢をふくらませていた。