インターネットのヘビーユーザーに対し追加の利用料課金を行う新たな制度の導入を、厚生労働省が検討していることが20日までにわかった。著作権侵害動画やエロ画像の流通がインターネットプロバイダの重い負担となりつつあることに対応すると同時に、社会問題化しているメタボリック症候群を予防する効果を見込む。
同省の試案では、インターネット利用者のうちBMI値(ボディマス指数。体重を身長の自乗で割った数値)が25以上の者を
「ヘビーユーザー」
と認定。プロバイダ利用料に「肥満特別料金」として月額3,000円を加算するほか、
「運営ブログのタイトルに[重]をつける」
義務を課す。
厚労相の担当者は、
「アニメのキャプチャ動画に“キター!”などと喜び、ムダなトラフィックを増やしているネットユーザーのほとんどが
“デブのキモオタ”
だという点に着目した。BMI値という誰が見ても公正な基準で“ネット利用コストの受益者負担”を推進できるほか、ヘビーユーザーをダイエットに励ませて減量を促す効果も期待できる」
と一石二鳥ぶりをアピールする。
いっぽう、識者のあいだからは
「黎明期インターネットの土台を築いてきたのは“業界標準体型”と呼ばれるデブの人々。昨今はマシン語も知らないようなヤセ体型のイケメンえせプログラマーが人気だが、肥満への恩義を忘れるような施策は必ずや災いを呼びよせるであろう」
と警鐘を鳴らす声も。ネットニュースに無差別rmgroupを流されることのないよう、実際の施行に当たっては注意が必要となりそうだ。