家庭用ゲーム機大手・任天堂(本社:京都)の社員が、出張先のイギリスで逮捕されていたことが18日までにわかった。現地で、口にするのもはばかられるような行為をおこなう秘密パーティを主催し、莫大な利益を得ていた容疑。
公然わいせつおよび特別背任の疑いで逮捕されたのは同社社員のマリオ容疑者(26)。地元スコットランドヤードの調べによると、同容疑者は職権を濫用し任天堂の資金・関係タレントを勝手に使い、ロンドン郊外のクラブで自分の名を冠した会員制秘密パーティ
「マリオパーティ8」
を開催。パーティの席上では障害者に差別用語を連発するなど悪趣味な行為が繰り広げられていたほか、女性にムリヤリ
「たくましい棒状のものをむりやり手に握らせ、腱鞘炎になるほど激しく上下にさすらせる」
などわいせつなしぐさを強制させていたという。こうしたハレンチさが口コミで評判となり、参加者は激増。逮捕されるまでにパッケージ費用などあわせて総計1千万ポンド以上を売り上げる荒稼ぎをしていた。
マリオ容疑者の逮捕を受け、任天堂現地法人では秘密パーティ関連資材の撤収をはじめている。同社広報部のルイージ氏は
「うちの社員がご迷惑をおかけしてまことに申し訳なかった。今後は優秀な弟のぼくが主人公に就任し、信頼回復につとめていきたい」
と話している。