9日の日本列島は全国的に移動性高気圧に覆われ、都内でも29度に達する夏日となった。7月中旬並みという異例の暑さに
「地球温暖化をひとりひとりの地道な努力で食い止めなくては!」
と危機感を強めた人々が、各地で温暖化対策に乗り出しはじめた。
チリン、チリン…。都内荒川区の下町に住む吉田健三郎さん(79)は、軒先に江戸風鈴をぶら下げた。「これで体感温度が1度は違う。少しでも温暖化を食い止められれば」と語る。世田谷区在住のたかしくん(10さい)も、子どもながら環境に貢献するひとり。
「ママ! 温暖化対策にガリガリ君買って!」
とスーパーで駄々をこね、地球に優しくするよう必死で訴えていた。
ふだんはアニメにうつつを抜かしてばかりのオタク男性もストップ温暖化に貢献している。文京区に住む流山志郎さん(34)は、はやくもエアコンの電源をオンにした。冷房・24度に設定するとみるみる温暖化が解消されていく…。電気代を払ってまで温暖化を食い止めようという、美しい自己犠牲精神の発露。
「エロゲープレイ用にデュアルコアXeonのマシンを常時稼動させてるんで、温暖化は他人事じゃないっすよ」
と、志郎さんは汗を拭き拭きエコ哲学を語っていた。
温暖化は地球規模の現象だが、こうした個人レベルの対策の積み重ねがあってはじめて食い止めることができる。特に、35歳以下の女性は外出時にミニスカート+タンクトップまたはチューブトップを着る、いわゆる「クールビズ」が温暖化防止に大いに役立つ。あなたもちょっとした配慮で地球の未来に貢献してみてはいかがだろうか。賛同される女性は弊紙編集部まで写真をお送りいただきたい。男は死ね。