トヨタ(本社:名古屋県)は4日、“輸出向け武器製造”の新事業を年内にも立ち上げることを明らかにした。武器輸出を規制してきた「武器輸出三原則」を緩和する─との久間章生防衛相の発言を受けたもので、先の大戦で培った日本の優秀な武器技術を活かし米国市場への参入をめざす。
新事業の柱となる製品が
「特攻戦士」
だ。十代後半から三十代までの若者から“純粋に自発的な意志で志願する者”を募り、愛国心などの促成洗脳を施して出荷する。映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」にも出演した特攻の専門家・窪塚洋介氏の技術協力を受けることで、質の高い大和男児の量産を可能にした。ハッパの吸い過ぎでマンションから飛び降りないよう、薬物の調整にも工夫をこらすという。
米国の景気減速で新車出荷台数が伸び悩む可能性が指摘されているが、それにともなって整理する請負社員などの人員を原材料にまわすことで、安定した生産数を確保するとのこと。工場ではトヨタ伝統の「かんばん方式」を採用。「志願兵が足りない」とのかんばんを下請け向けに提示するだけでジャストインタイムで部品在庫が補充されるしくみをとる。
また、周辺機器として「竹やり」の製品化プロジェクトも推進。ゲートル姿の特攻戦士に装着すると、B29を打ち落とせるほか本土決戦にも対応が可能だ。軍事評論家の江畑謙介氏によれば、
「弾道ミサイルに対する竹やりの命中率はパトリオット以上」
とのことで、ミサイル防衛計画への貢献も期待できそうだ。
米国防総省ロバート・ゲーツ長官のコメント:
トッコーセンシは日本の技術を活かしたすばらしい兵器だ。わが国ではこれに「ヤプー」との愛称をつけ、大いに活用したい。