ネットサービス企画会社のニワンゴ(本社:東京)は24日、どんなに困難なプロジェクトもスムースに進めることができる新たな開発手法の体系化に成功した。IT業界では技術者が過労死やデスマーチに悩まされがちだが、同社の新手法を用いればこうした困難もすべてたちどころに解決するという。
今回ニワンゴが編み出した開発手法は、
「DoSメソッド」
と呼ばれるもの。従来はサービス運営の妨害手段としか捉えられてこなかったDoS(サービス不能)攻撃を、コロンブスの卵的発想で開発者の利益になるように転用した。これにより、開発日程が遅れたときや、ただ乗り先にアクセス拒否を受けた際、説得力のある言い訳が可能になる。
DoSメソッドの特徴は、使用した開発チームから効用が伝播し、外部ユーザーを伝って問題の隠蔽効果を上げるWeb 2.0的な部分にある。特に、脳みその足りないネット右翼や陰謀論好きな小中学生を介在させた場合、120%の効力を発揮。自社のミスを特定アジアの責任としてなすりつけることができる。
ニワンゴは「裁判で負けても金を払わない」メソッドなどの開発でも知られるユニークな企業。