8月に「陸上世界選手権大阪大会」が開催されるのに備え、現地の大阪では環境整備が急ピッチで進行中。摂津市でも7日にかけて、匿名のボランティアによる毒入り米粒の散布が行われ、地域浄化に貢献している。
散布が行われたのは同市内の公園。匿名の篤志家が米粒に殺虫剤で劇薬の「メソミル」をまぜたものをバラまき、ネコなどの駆除に一役買っている。うるさく吠えたりフンをしてうっとうしい犬もけいれん死しており、近所での評判は上々だ。
市当局は
「近隣住民から“犬・ネコがウザい”との苦情が寄せられていた。保健所での殺処分など妥協案は示していたが受け入れられなかったのでしかたない」
と、今回の散布を歓迎している。また、大会開催の中核地となる大阪市では「これはホームレス駆除にもつかえるアイデア。代執行なんてめんどくさいことしないですむ」と、今後の施策の参考にしたい意向だ。