「もう、納豆の腐臭が漂うような捏造番組は作らないで…」
そんな願いを込め、ドイツの企業がフジテレビ・関西テレビに強力消臭グッズをプレゼントした。1日都内で贈呈式が開かれ、両局幹部はステンレス塊を手に苦笑いしながら、科学的見地に立った番組づくりをしていくとの方針を再確認しあっていた。
プレゼントの主は、ドイツ・ゾーリンゲン市の企業・ジロンカ社。同社の「スメルキラー」は高級ステンレスでできた評判の消臭グッズで、水につけて放置しておくだけで触媒として働き、あらゆる臭いを原子レベルで分解すると評判だ。
贈呈式には社長のディアック・ジロンカ氏みずから来日。
「このスメルキラーで社内の腐敗臭を一掃し、科学的できちんとした番組を制作してほしい」
と両局の経営陣を前に“消臭心得”のスピーチを行った。代表してスメルキラーを受け取ったフジテレビの村上光一社長は、「心の中まで腐臭が分解されていく感じだ」と苦笑いしていた。
なお、納豆騒動みそぎ後の番組としてフジテレビ系列で放映が決まっている「再発掘! あるある大事典III」第一回では、
「驚くほど臭いが消える! 謎の物体X」
としてステンレスを取り上げる予定。