安倍総理が最重要政策として掲げる「教育再生」のゆくえに、疑問符が投げかけられている。再生論に詳しい博士が、重大な問題が発生するおそれを指摘しているのだ。はたして日本の将来はどうなるのか。予断を許さない状況と言えそうだ。
問題を指摘しているのは、東映大学の研究者で再生に詳しい死神博士(64)。博士によると、長年の研究の結果
「再生したものは以前よりも弱くなり、あっけなくやられる」
ことがわかったという。
「再生は弱い。
これはもう、過去の先人たちが積み重ねてきた経験でわかっている鉄則だ。総理はショッカーやデストロンの犠牲をないがしろにし、同じあやまちを繰り返そうというのか。同じ悪の親玉としてふがいない」
と博士は声を大にして警告する。同様の報告は海外でもジェロニモン博士が論文として専門誌に発表しており、もはや学会の定説と言っても過言ではない。
この法則が教育にも適用されるとするなら、再生後には「教師による体罰スキャンダルの激増」「過剰カリキュラムによる子どもの負担増」「いじめ頻発」「公立校離れ」で教育崩壊が進み、あっという間に爆死してしまう可能性がある。いっぽうで政界からは、
「再軍備もできた。世襲制も身分制度もちゃんと再生できた。奴隷制度だってあと一歩だ。皇民教育も、やればできる子なんだ」
との反論があがっている。国民の立場でできるのは、ゴレンジャーハリケーンでやられないよう武運を祈ることだけのようだ。