北朝鮮の核兵器保有が現実の脅威として迫るなか、「国家の品格」でおなじみ藤原正彦氏が美しい日本を守るために立ち上がった。10日、同氏はかねてから提唱してきた「国のために命を投げ出せるエリート一万人」による
「放射能防汚・除染挺身隊」
について、正式結成に向け旗揚げ宣言を行った。
藤原氏は、これまでにも著書の中で
「いつでも命を捧げる覚悟のあるエリートが一万人いれば、日本は守れる」
と豪語してきた。しかし、具体的に何からどう守るかという内容については秘密にされており、「単に口先で威勢のいいことを言っているだけではないか」と揶揄されていた。今回の発表により、一万人エリート構想の全貌がはじめて明らかになったかっこうだ。
同氏の発表によるとこの除染隊は、いざ有事の際には日本海沿岸に集結し、北朝鮮より飛来する放射線および放射性物質から日本を守るために活動する。具体的には、
- 積極的に息を吸って放射性物質を含んだ大気を吸引。放射能の国内放散を防ぐ
- 有害な放射線が飛来する線上に立ちふさがり、遮蔽する
ことで、汚染防止・除去を行うという。まさに身を挺しての国防作業となる。
発表の席上、藤原氏は
「これまでは秘密裏に、わたしみずから除染の訓練を繰り返していた。除染活動は非常に危険であり、実際に必要となる事態が引き起こされるかどうかもわからないので公にできなかった」
と苦悩を吐露。毛の薄さの背景にあった血のにじむような努力をにおわせた。同席した記者団からも、感動のあまり
「もう、“ハゲ”とか“髪型がおかしい”とかバカにしない」
と嗚咽が漏れ聞こえていた。
放射能防汚・除染挺身隊は、現在参加者を募集中。応募者の中から抽選で一名様に、激レアな稀覯本「バーコードファイター第5巻」をプレゼントする。