少子化特命担当大臣を務める猪口邦子氏は24日、官邸で記者会見を開催。もっか危急の問題となっている「少子化」について
「子どもが少なくなる真の原因を突き止めた」
と発表した。これまでまったく不明だった少子化のメカニズムを解明したことで、今後は本格的な「産めよ殖やせよ」時代が到来する可能性もある。
猪口大臣はこれまで私的研究機関を設立するなどして少子化の原因究明につとめてきた。今回の発見は、協力者のひとりで新進気鋭の女性科学者であるせなけいこ氏によるもの。同氏がまとめた論文は、少子化の背景に
「“おばけのじかん”であるよるまでおきていてねないこをつかまえ、おばけのせかいにつれていってしまうおばけ」
がいるという新事実を指摘している。
同論文によれば、おばけのじかんは
「ぼーんぼーんぼーん」
という時計の音とともに始まる。従来は、こんなじかんにおきているのはふくろうさんやいたずらねずみ、それともどろぼうだけだと思われていたが、科学的に再検証した結果「いえいえ、よるはおばけのじかん」だということがわかった。
このおばけは、おばけのじかんになってもおきているわるいこをつれておばけのくにまでとんでいってしまうことが判明している。猪口大臣は、
「このおばけをどうにかすれば、子どもが減ることは防げる。現在方策を検討中だ」
と話す。具体的にはうさぎさんにてんぷらをつくってもらうことなどを考えているという。
なお、会見に臨席した記者のなかから
「その“おばけ”というのはドレスを着た猪口大臣ではないのか」
との質問があったが、大臣はノーコメントで返していた。