<シリーズ・食>
長らく牛乳神話を信じ込まされてきた日本人に大きな衝撃を与えている「牛乳は有害」説。その主張を科学的に裏付ける証拠が、ついに系統だったカタチにまとめられた。同説を提唱する胃腸内視鏡外科医の新谷弘実さん(71)が、出身地のツテで九州帝国大学の協力を得て科学的検証を行ったもの。研究の過程では牛乳摂取による死亡例も確認されており、もはや牛乳の危険性は動かせない事実とみるしかないようだ。
検証は科学的な正当性を重視して、さまざまな角度から多くの実験を通して行われた。なかでももっとも牛乳の恐ろしさが露呈したのは、
「低容量の牛乳を長時間摂取し続けた場合の人間への影響」
を調査した実験。静脈に刺した点滴を通して6リットルの牛乳を摂取させたところ、3例の被験者のうち全員が1時間以内に死亡したという。死因は明らかにされていないが、牛乳の毒性となんらかの関係性があることは間違いないと見られている。
また、
「鼻から牛乳を飲んで目から出す実験」
では、被験者全員があまりの痛さに涙ぐむという悲惨な結果となった。新谷さんは「牛乳は目にも悪影響を与えることがわかった」と警告を発している。さらに牛乳の副作用として、
「床にこぼした牛乳をぞうきんで拭くとくさい」
という恐ろしい事実も明らかになっており、牛乳にはものを腐らせる効果もあるのではないかとの新たな疑義がもちあがっている。
今回の検証結果について国内の牛乳生産者団体大手である中央酪農会議に問い合わせたところ、
「牛乳に相談してからでないとわからない」
と明確なコメントは得られなかった。