ゲームソフトメーカー大手のカプコン所属で、「魔界村」などに出演中のタレント・アーサーさんに
経歴を詐称しているのではないか
との疑惑がもちあがった。古くからのファンのあいだでは「まさか彼にだまされていたとは…」と肩を落とす者あり「許せない」と憤る者ありで、騒然とした状態が続いている。
問題の発端は、この8月にPSP版が公開された「極魔界村」。購入した若いプレイヤーを中心に
「アーサーがあまりに死にすぎる。おかしい」
との指摘が相次いだため、ネット上の有志がアーサーさんの身辺調査を開始した。
その結果、アーサーさんが公表している「魔界村でデビュー」とのプロフィールが偽りで、実際には同村出演以前に弱小事務所の「アイレム」に所属してタレント活動を行っていたことが判明。当時は、ヒゲをそりおとしており
「スペランカー」
という芸名を名乗っていたこともわかった。
調査に携わった有志のひとりは、
「これでアーサーが死にすぎる理由がわかった。経歴を詐称することで、死にやすさがあたかもプレイヤーのテクニック不足のせいであるかのように誤認させ、自信を失わせたのは許せない。氏には謝罪してもらいたい」
と話している。アーサー氏は、4回も魔物に連れ去られる学習能力のない頭のネジのゆるんだ姫を毎回助けに行くなど、愚直な人柄で親しまれてきた人物。今回の詐称が事実なら、タレント生命を失いかねない大きなダメージとなりそうだ。