「ググる」の代わりはどうかわがサイト名で! 検索サイト大手「Google」が16日までに同社名の無断使用を禁ずる方向性を打ち出したことから、インターネットでこんな競い合いが始まっている。動向によってはネットを風靡した「ググる」が、新しいことばと交替する可能性が強まってきた。
Googleが商標を想起させる「ググる」の氾濫に懸念を表明した直後、すばやい対応をみせたのが検索サイト「fresheye」。
「ぜひ“フレッシュアイる”を使ってほしい。
お代はいただきません」
と、運営元であるニューズウォッチ社の金田直之取締役は語る。しかし今までのところ、
- えっ、まだあったの?
- 技術力はあったのになんか東芝っぽくてダサい
など、悲しい反応しか得られていない。
いっぽう、このところ認知度が急上昇しておりダークホースと注目されているのが
「はてなる」
を提案する株式会社はてな。しかし、ユーザー層が特異なことから
- モテなさそう
- 社長がニート
などネガティブなイメージが強く、手応えはかんばしくないという。
思ったより萌えないことで有名になったIT戦士の岡田有花さんは、「一番おもしろい」とのお世辞を添えて
「イザ!る」
を薦めているものの、
- ネット右翼情報しかヒットしない
- そのものずばり差別用語なのがサイトの性質を暗示している
など不便を訴える声が強い。
結局、いまのところもっとも有力視されているのが無難な
「gooる」
だが、僧侶系の呪文に弱そうなのが難点。今後の動きはまったく不透明と言えそうだ。正式な「ググる」代替語は、今月末の大手サイト審査会で評論家の江川卓氏を座長とした審査を経て決定される予定。