マイナー月刊誌で「放射能の強いところでの復興作業にはじいさんばあさんを行かせるべき」と名乗り出た自称作家の曽野綾子さんについて、すみやかな福島入りと原発事故処理作業従事のための
「派遣工程表」
づくりが、氏の発言に感動したネット有志らの力で早くも完成した。あとは曽野氏の出発を待つだけとなる。
曽野氏は月刊誌「WiLL」6月号の渡部昇一氏担当欄「昇一先生の美女対談」に登場。
「放射能の強いところでの復興作業にはじいさんばあさんを行かせるべき」
「電気が消えた時点で民主主義は停止する」
「石3つと瓦礫で暖を取れ」
とドラスティックな提案を打ち出し、同誌編集部には「美女対談に美女が出ていないのはサギだが、すばらしい提案だ」と曽野氏をぜひ福島に送り出すよう──と応援メッセージが続々届いた。
支援の輪はネットでも広がり
「曽野氏がすぐ福島に行けるよう工程表を作ろう」
との動きが拡大。集合知を活かして18日付で初校が完成を見るというスピードを実現した。
工程表では、曽野氏の福島入りから現地作業まで細かくWBSが組まれており、
「福島入りを“バターン死の行進”と呼ぶマイルストーンとし、徒歩で行ってもらう」
「所持食料は8日前の水道水を詰めたペットボトルのみとする」
「暖は現地調達の薪でとること」
などを定めている。また、福島第一原発ではメルトダウンした核燃料=「象の足」の撤去作業に携わる予定。大和撫子に二言はないだけに、早急な工程表への取り組みが望まれる。
渡部昇一氏のコメント:
少量の放射線は、むしろスダレハゲによい