小泉首相は16日、教育基本法改正案をめぐる保坂展人氏(社民)らとの質疑応答の席上、「教員が実際に行う愛国心指導」例を実演。「わたしのようにきちんと指導するのが職務上の責務」と教員らへの期待感をにじませた。
保坂氏からの「現場でどのように愛国心を教えろというのか。具体性がない」との指摘に答えたもの。首相は本会議場に教壇・黒板などの教室セットを持ち込ませ、みずから「二十代ピチピチ女英語教師」役となりロールプレイによる実習を展開した。
放課後、男子生徒と二人っきりの教室で愛国心の個人授業を行っている設定。小泉首相もとい女英語教師・小泉純子は
「ねえ、先生が“国を愛する”ってどういうことか教えてあげる…。先生を国だと思ってみて…。ほら…いいのよ、触って。やわらかくてあったかいでしょ…? そう、もっと強くもみしだいて…ハァハァ…。興奮してきた? 国を愛するって、興奮することなのよ…。もっと興奮すること、教えてあげる…。ほら、ここ…。もう湿ってるでしょ…? ここでキミと国がつながって、ひとつになるのよ…。それはとっても気持ちのいいことなの。あなたのここを…キャッ! ああ、もう我慢できないのね…。国ももうあなたを受け入れる準備ができてるのよ…。さあ、あなたのたくましいモノを、いやらしい国のえっちなところへ…ああっ!! そう、そのままゆっくり…。ああ…。ほら、ひとつになってるでしょ? 国を愛するって、こういう、うっ、ことなのよ…ら、らめぇっ!」
と淫靡な愛国心の一ページを熱演した。
休憩時間、トイレに立った保坂氏は記者らのインタビューに答え、
「なかなかの実演ぶりだった。しかし、デレばかりでツンがないところが不満。今後はさらに厳しく追及していく」
と、徹底抗戦の構えを見せていた。