日本が“調査”と称して繰り返しおこない世界的な問題となっている捕鯨。自然の象徴とも言うべきクジラを乱獲する愚かな行為だが、こんどはなんとアメリカの私企業が
「本格的な捕鯨に乗り出す」
と発表し、物議を醸している。
この企業はアメリカのITベンチャー企業「ツイッター」。同社は22日付けの公式ブログで、
「クジラは増えすぎている。減らすべきだ」
と主張。積極的にクジラを減らすべく大規模捕鯨に乗り出すことを明らかにした。
具体的には、東海岸のユタ州に一大捕鯨基地を設営。ここを拠点として太平洋各方面に捕鯨船を繰り出し、増えすぎたクジラを一網打尽にしていく方針だという。各捕鯨船はクジラを捕らえるたびに
「釣れたなう」
とメッセージを送信(ハッシュタグは#whalesucks)するため、水揚げ量を正確に計測できる。
こうしたツイッター社の動きに対し、世界各国からは当然ながら非難が殺到。特に
「クジラが減ったら社員の仕事の効率が下がる」
「くだらないネットマーケティング論が幅をきかす」
といった声が多い。日本同様の“捕鯨企業”となったツイッター社の、今後を注意深く見守る必要がありそうだ。