食品汚染・偽装の闇は日本だけではなかった…! ビールの名産地として有名なドイツ・ミュンヘンで、ビールに異物が混入するという事件が起きていたが21日までにわかった。ビール好きのドイツっ子にとっては一大事のはずだが、なぜか今までに被害者からの苦情は一件も来ておらず、「巨大ビール産業の報復を恐れて口を閉ざしているのではないか」と見られる。
調べによると、異物混入が起きたのは20日から開かれている世界最大のビールの祭典「オクトーバーフェスト」で販売されたビール。本来は無添加100パーセントのビールが販売されるはずが、AFP通信の報道などで
「8割に乳が添加されている」
という恐るべき事実が判明した。ビールの祭典のはずが“ミルクの祭典”になっていたというのだから、食の安全はどこへ行ったのかと嘆きたくなる。
添加された乳は巨乳揃いで、ドイツ南部の萌え萌え民族衣装「ディアンドル」で魅力がさらに強調されるまことにけしからん事態に陥っているとのこと。目から摂取すると男性のソーセージが固くなる毒性があるため注意が必要だ。さらに、ミュンヘン市当局は
「一時的な誘惑に負けて乳をお持ち帰りしても害はないが、気が強いためベッドの上では第三帝国を建設して女王さまとしてふるまうかもしれない」
と警告を発している。
しかし、大量の乳が混入されたにもかかわらず、来場者からは一切苦情などの届け出はないという。この件について、識者は「ドイツ経済の要であるビール産業を敵に回せば、報復を受けることは確実。消費者はそれを恐れて口を閉ざしているのではないか」と見ている。