南米出身の中堅ヒーローであるアマゾンが、東京国税局から1万4千円くらいの追徴課税処分を受けていたことが5日までにわかった。日本国内でヒーロー業務をおこなういっぽう、報酬については
「南米アマゾン出身だ」
として本国の口座に振り込ませ、売上を日本に申告していなかった疑い。
仮面ライダーアマゾンは1974年ごろに日本に上陸、事業を開始したヒーローだが、
- 全裸主義で変態っぽい
- 「性器のためなら鬼となる」などと公言する
といった異常行動から人気は低迷。泣かず飛ばずの日々が続いていた。
国税局の追徴課税の対象となったのは、お情けで出してもらった今夏公開映画「劇場版仮面ライダーディケイド」の出演料など総額14万円。アマゾン側は「アマゾン出身なので本国で申告した」と主張していたが、当局が調査したところアマゾンには「山本大介」名で日本国籍のあることが判明。悪質な課税逃れと判断し今回の処分に踏み切った。
野生児のアマゾンには貨幣経済の概念がなく貯金もないため、国税局は物納扱いとして「ギギの腕輪」を差し押さえた。これに対し、アマゾンの代理人のモグラ獣人さんは
「ギギの腕輪はアマゾンが生業を続けていくのに不可欠なもの。あまりに不当な措置だ」
と非難。交渉を続けていく方針を示している。