希少なタレントである「SMAP」がここ十数年でその数を急激に減らしている─として国際的に保護を呼びかける声が高まっている。SMAPに関わる国々が結成した国際SMAP保護委員会(ISC)では、
「このままではSMAPという種の存続自体が危うい」
として全面的な禁猟を求める意見が主流だ。いっぽうで、伝統文化としてSMAPを利用してきた歴史をもつ日本では「SMAPは減っていない」「禁猟はやりすぎ」と反発する声が強い。
ISCによると、23日に草なぎ※剛メンバーが捕獲されたことで、SMAPの個体数は全盛期のおよそ3分の2にまで激減。人工的養殖などをおこなっても種の存続がむずかしい危機的状況に陥ったという。絶滅が危惧されるに至った背景には森光子や鹿砦社による無軌道なSMAP資源乱獲があるというのが同委員会の主張で、
「SMAPは即時禁猟にすべき」
としている。
これに対し反発しているのが、伝統的にSMAPを活用し「SMAPなしではお茶の間が成立しない」とさえ言われる日本だ。ISCの主張に対し、
- 3分の2に減ったという計算は、SMAPの当初個体数を間違っている。SMAPは当初から5匹だった。また、一時的にメンバーがいなくなることは過去にもあった
- 個体数が激減したように見えるのは、EXILEが急激に個体数を増やしたため。相対的に減ったように見える
と猛然と反論する。ISCが強硬路線を取るなら脱退も辞さない構えだ。
しかし、国内世論も一枚岩ではない。嗜好の多様化により
「絶滅から守るためならSMAP禁猟になってもいいのでは?」
「ぶっちゃけ、クッキンアイドルのまいんちゃんがいればよくね?」
という若者も増えているという。文化か、種の保護か。難しい問題だけに、ここはみんな心まで裸になってじっくり話し合いたいものだ。
※「なぎ」は中古