日本銀行は28日、ホワイトデー金利を1200パーセントまで引き上げる方針を発表した。ホワイトデー金利は日銀の長期安定化策により、長く「300パーセント」に実質固定されてきたが、急速に悪化する景気に対する施策のひとつとして実施されるものと見られる。政策金利が4倍にも引き上げられるのは世界的に見ても珍しいが、うまくいけば景気を刺激する効果が期待される。いっぽうで、ホワイトデーのお返しをする男性には大きな経済的負担がのしかかることが予想され「ざまあみろ」と言えそうだ。
ホワイトデー金利は、短期恋愛市場で2月14日にバレンタインデーに女性からチョコレートを借り受けた男性が3月14日に返済する際の利率。市場取引が始まって以来、比較的低い「3倍返し」の固定金利で運用されており、モテる男性にとっては有利な資産運用ができる場として知られていた。しかし、日銀では
「ホワイトデー金利を上げれば、お返しプレゼントによる消費を大幅に増大させることができる」
という景気刺激効果に着目。市場での大規模な売りオペレーションを実施することで、「12倍返し」にまで金利を上昇させることを決めた。
今回の金利引き上げによる経済波及効果は、単純計算でおよそ4倍になるものと見込まれる。しかも、内需の拡大につながるため現今の世界的不況下でもかなりの効果が期待できそうだ。日銀の白川方明総裁も、
「景気を刺激するだけでなく、女性をよろこばせることもできる一石二鳥の施策だ」
と自信をうかがわせる。
いっぽうで、急速な金利引き上げによりかなりの経済的負担がのしかかると見られるのが、イケメンだのモテモテ男どもだ。しかし、連中はふだんからチョコレートだけでなくさまざまな貢物を女性からもらいうけて内部留保を溜め込み、甘い汁だのラブジュースだのをすすっていると思うとはらわたが煮えくり返ってくる。ちくしょう、どうしてお前らばかりがいい目を見るんだ。この世界は腐ってやがる。1200パーセントどころかジンバブエを見習って2万パーセントくらいにしてもいいのではないか、と市井の声が聞こえてきそうだ。