いまもっとも注目を集めているアイドル事務所「765プロ」が、所属アイドルのコンピレーションアルバム「アイドルマスターSP」の発売日を来年2月19日へと1ヶ月近くも延期した件について、ようやく原因がわかった。弊紙が同事務所に独自取材を敢行したところ
「キモいめに遭う前にバレンタインを過ごしたい」
との、アイドルたちの切実な願いがあったというのだ。
同事務所広報によると、異変が起きはじめたのはアルバムのマスターアップも終わった12月上旬。トップアイドルの如月千早さんらがため息をつく日が増えはじめたのだ。理由を聞いてみたところ、
「アイドルだってバレンタインは好きな人と過ごしたい…。1月発売だったら、キモいプロデューサーさんたちの手の平の上で汚されてハアハア言われちゃう。そんなの耐えられない…」
と涙ながらに語ったというのだ。
驚いた同社経営陣は、
「せめてバレンタインだけは清い体で過ごさせてあげたい」
と親心を発揮。発売延期を決定した。所属のアイドルたちは、みな「よかったですぅ~」「私ってプライベートと仕事きっちりわけるほうじゃないですかあ~」などと大喜びだったという。
これに対し、ファンからは「おれにバレンタインをひとりで過ごせというのか」「裏切りだ」などと、彼女のいるしあわせなbogusnews編集主幹には理解しがたい非難が殺到しているが、評論家のムーンストーン・シルフィードさんは
「発売延期などあたりまえ。待てないのは人間力が足りないから」
と自制を促している。