戦後教育の荒廃はどこまですすむのか…。愛知県の私立高校が学生寮に喫煙室を設置したとして家宅捜索を受け問題となっているが、こんどはさらに悪質な事例が…。都内の小学校で、幼い小学生が学内でパイプを吸うことを黙認されていたことがわかった。警視庁は現在、校則違反容疑で調べを進めている。
この学校は都内世田谷区のとある小学校。警視庁の調べによると、同校に通う北沢たかし容疑者(11・仮名)が、今年9月ごろから教室にパイプを持ち込み
「すげーだろ。おとなだろ」
「スースーすんだぜ」
と級友に見せびらかしながら、たびたび吸っていたという。たかしくんの担任はこれを把握しながら黙認していたとのことで、同庁は教師の責任についても厳しく追及していく方針。
取り調べに対し、たかし容疑者は
「夜店で買ってもらったので、みんなに自慢したかった。甘くておいしかった」
などと泣きじゃくるふりをしながら言い訳しているという。しかし「たかし容疑者はパイプに怪しげな白い粉を入れて吸っていた」との目撃談もあり、たばこどころか覚せい剤を吸っていた可能性すら出てきた。
いっぽう、子どもが薬物にずぶずぶのめりこんでゆくようすを目の当たりにしながら、なんの方策も講じなかった担任のよし子先生は
「指導しようかとは思ったが、“体育の松岡先生とイブデートできるようにしてやる”などと言われ、ついつい見逃してしまった。魔がさしたとしか言いようがない」
と泣き崩れ、ひたすら謝罪しているという。