自民党の麻生太郎総裁(68)が24日、衆院本会議の首相指名選挙で内閣総理大臣に選出され、麻生内閣が正式に発足した。いっぽう、内閣成立の動きをテレビで視聴し麻生新総理の顔を見た子どもたちのあいだで、自分たちの素行を改めようという動きが活発化していることが25日までにわかった。子どもたちは口々に
「おばあちゃんの言うことは間違ってなかった」
と述べているという。
都内世田谷区に住む小学生のTくん(仮名・11)も、テレビで総理の顔を見てふるえあがったひとり。
「やっぱり汚い言葉遣いをしたり、人を傷つけることを言ったらバチがあたるんだと思った」
と、ガクガクブルブル状態だ。「3年前に死んだばあちゃんの言ってたとおりだ。もう、出身地や国籍のことで他人をいじめたりしない」と、深く反省している。
同様の“異変”は全国に広がっている。ふだんは悪ガキとして名をはせている子どもたちが、テレビで総理の顔、特に口元を見るなり豹変し、
- 食べてすぐ寝ると牛になる
- 夜爪を切ると親の死に目に会えない
などの言い伝えを黙々と守りはじめたとの報告が全国から届いている。いずれも「これからは心がきれいになるよう気をつけて行動したい」と口を歪めずに揃えて話しており、お母さんたちも大喜びだ。
なぜ総理の顔を見た子どもたちが改心するのか。そのメカニズムは今のところ不明だが、政府筋は
「戦後教育で崩壊の一途をたどっている子どもたちのモラル向上に役立つのでは」
と期待する。麻生新総理のご尊顔が、歪んだ日本の再生を果たす切り札となるのか。今後の活躍に注目だ。