名古屋県警は21日、タレントで火ぐまのパッチョ容疑者(年齢不詳)を逮捕したことを明らかにした。県内東山動物園のしろくまさんに対する傷害の疑い。この事件では、名古屋県民に人気のしろくまさんの純白ボディが一夜にして緑に染まり、県の誇りと子どもたちの夢が奪われるという悲惨な事態となっていた。パッチョ容疑者は大筋で犯行を認めているが、県警ではさらに余罪があるものと見て厳しく追及している。
パッチョ容疑者は火ぐまの国出身で数年前に来日。以来、東京ガス「ガス・パッ・チョ!」のイメージキャラクターを務めるなどして生活していた。しかし、
- キャラとしてアピールポイントがない
- オール電化の時代にガスですかプギャー(ry
などの事情もあり、大手企業のキャラとしては今ひとつ人気に火が点かない日々が続くうち、他のキャラやくまの人気をねたむようになり、今回の犯行に及んだと見られる。
取調べに対し、パッチョ容疑者は
「完全燃焼の青色のぼくのほうがきれいなのに、東山のしろくまがもてはやされるのが許せなかった。前日に新幹線で名古屋入りし、みなが寝静まった深夜に緑のペンキでしろくまを塗りつぶしてやった。スカッとした。後悔はしていない」
などと異常な犯行の顛末を話しているという。
いっぽう、県警では「容疑者の異常な憎悪が東山以外のしろくまさんにも向けられた可能性もある」と警戒。最近問題になっている「地球温暖化で北極のしろくまさんがピンチ」な件について、
「パッチョ容疑者が、自分より人気のある北極のしろくまさんを絶滅させるためになんらかの方法で地球温暖化を促進させているのではないか」
と、厳しい態度で取り調べに臨んでいる。これに対しパッチョ容疑者は完全黙秘と不完全燃焼で対抗。取調べ担当の刑事が一酸化炭素中毒で死にかけるなど、かなり手を焼かされているもようだ。