新たなイノベーションがまたもAppleから…。米Apple社は23日、先ごろ発表したばかりの同社製スマートフォン「iPhone」に、
「リモートコントロールを可能とするフィーチャー」
を付け加えたことを明らかにした。このように高度な機能をもった携帯電話は、業界でも過去に例がない。Appleの驚異の技術力が、iPhoneフィーバーをいっそう過熱させることとなりそうだ。
この新機能は、iPhoneが搭載するブラウザ「Safari」の追加モジュールとして実装されたもの。これにより、対応Webサイトにアクセスするだけで外部から
- 個人情報のリモートへの送信
- 任意電話番号へのダイヤル
- 端末のフォーマット
などあらゆるリモートコントロールが可能になる。応用すればさまざまな裏ビジネスに活用が見込めるとあって、現地のベンチャー企業関係者らは新たな可能性に胸をときめかせている。個人のデベロッパーからも、
「女の子にiPhoneをプレゼントして電脳ストーキングするんだ」
と期待する声が聞かれる。
iPhoneのリモートコントロール機能搭載については、IT業界の有名人からも一様に賞賛のコメントで迎えられている。高名なOS開発者として知られるケン・トンプソン氏、ビル・ゲイツ氏らは
「われわれもさまざまなリモートコントロール機能の土台をOSに実装してきたが、携帯電話で実現したのはAppleの技術力の高さの証明。まさにエポックメイキングな出来事だ」
と語ったという。