国の原子力保安院は20日、各地で相次いで発覚している原発の制御棒脱落事故を受け、民間から専門家を招聘して対策にあたることを決めた。日本の沸騰水型原発は構造上制御棒がらみの問題が起きやすく、政策決定者の意識も低いことが指摘されてきたが、外部の声をとり入れることで挽回をねらう。
招聘が決まったのは、棒さばきと手技に定評のある専門家の加藤鷹さん。鷹さんの制御棒は一部女性層から性能の高さに太鼓判がおされており、また、内部で誤って臨界を起こすこともないとされている。さらに夏場の需要期には手動で強力な臨界を起こすことも可能。今後は各地の原発に派遣され、ビデオ撮影に従事する予定だ。原子力保安院では、鷹さんによる副次的な経済効果を初年度1億円と見込む。
提携発表の場にバスローブ姿で現れた鷹さんは、記者団に
「ん~? 行っちゃうの~? 志賀原発行っちゃうの~?」
と自信をあらわに。会場には、緊急時に冷却材を補填するため新たに雇われた汁男優のみなさん40名も姿を見せ、異彩を放っていた。