「ガッキー」こと新垣結衣さんが15日、大阪の江崎グリコ西淀川工場を訪れた。同工場で製造する菓子「プリッツ」のPRのためで、作業員らをねぎらいつつ実際のプリッツづくりにチャレンジ。笑顔をふりまいていた。
新垣さんは同じグリコの「ポッキー」CMで一世を風靡している人気モデル。これに気をよくした同社幹部が「老け顔あややはもう飽きた」と、前任者を蹴落としてプリッツのイメージタレントに抜擢した。今回の企画はその就任お披露目と新コマーシャル撮影を兼ねたものだ。新垣さんが見学するなか、工場ではワーキングプアーたちがいつもより慎重な面持ちで、産地から続々と運び込まれるポッキーをプリッツに加工していた。
ポッキーを一本一本なめ、表面のチョコレートをそぎ落としてプリッツにする…というのはよく知られた作業工程だが、実際に何万箱ものプリッツをこれで作るのは意外な重労働。ときには唇を腫らして早退する人間力の足りない派遣社員もいるという。塩味のプリッツは男子が、カカオなど甘いタイプは女子が苦労して加工している。記者一同感心しきり。
続いては、新垣さんもキモいフリーターに混じってプリッツづくり初体験。ポッキーの裏筋に舌をはわせるようにしてくわえると、口をすぼめながら表面のチョコをなめおとす。
「ほれでいいふぇふは? じゅる」
と上目づかいに聞いてくるガッキーの懸命なご奉仕に、本紙記者も思わず昇天…。大三枚ナリ。
江崎グリコでは、今回の企画で新垣さんが手掛けたプリッツを10万箱に1本のレアアイテムとして混入、出荷するという。ガッキーとの間接キッスを楽しみたい方は、即・大人買いに走れ!