2007年に米軍ヘリがイラクで記者ら10人以上を射殺した際の映像が公開され、世界中から怒りの声が上がっているが、同様の
「ヘリによる残虐事件」
が日本国内でも頻繁に発生しているという衝撃の事実が、10日までにわかった。基地移転問題なども影響して、さらに米軍への批判が強まることは間違いなさそうだ。
都内板橋区に住む会社員・吉田富夫さん(36)も、ヘリ攻撃の被害に遭ったひとり。つい先週の日曜日、眼鏡を探して自宅内をうろつきまわっていた富夫さんは、突然、右足の小指にタンスのヘリから攻撃を受けた。
「全身に鋭い痛みが走った。平和なはずの我が家で、なにごとが起きたのかと思った」
と恐怖体験を語る。
また、大阪府に住む主婦・三田すみ子さん(52)も、ヘリ攻撃を受けて生き残ったひとりだ。
「おやつのケーキもってちゃぶ台に戻ろう思たところで、右足小指にドーンや。びっくりしたわ。でも、タンスのほうもそれでガタがきてもうたんやけどな。ガハハ!」
という。
市民団体によれば同様のヘリ攻撃は、国内だけで「1日に300件以上は発生している」とのことで、ヘリの危険性があらためて浮き彫りになったかっこうだ。弊紙では政府に対し「ヘリの危険性にどのような対策を検討しているか」と問い合わせたが、明確な返答は得られなかった。ここでも民主党の政権与党としての適性に疑問符がつきそうだ。