30日に時効が成立した国松孝次警察庁長官狙撃事件について、警視庁公安部が
「容疑者はオウム」
と異例の名指し会見をおこない各方面から非難を浴びているが、ついにあの人もオウム擁護に立ち上がった。
「オウムは悪くない」と語るのは、風の谷の谷在住のナウシカさん。オウムや腐海に関する造詣の深さでは定評がある。ナウシカさんによると
「オウムは腐海を守ろうと長官を狙撃しただけ」
だという。オウムはもちろん腐海といえば人を寄せつけない瘴気のかたまりという印象だが、ナウシカさんによれば「腐海は汚れた大地を浄化しているだけ」だという。
さらに、記者会見で問題の発言をした青木公安部長に対しては
「なにを怯えているの。まるで迷子のキツネリスのよう」
と諌め、「ほら、怖くない、怖くない…」となだめすかしていた。
ナウシカさんは「今後もオウムの誤解を解くために地道に活動を続けていきたい」と話している。その姿を見たジャーナリストの江川紹子さんは「古き言い伝えはまことであった…」「その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つ…」などと、うなされていた。