新しい「お宝探し」の舞台は出版界…? “お宝ハンターライダー”こと仮面ライダーディエンドさん(日本名:海東大樹)が、芸能スクープ誌「ブブカ」の編集スタッフに転職したことが5日までにわかった。ディエンドさんは複数のライダー世界を渡り歩いては貴重なお宝を収集する活動を続けていたが、先日すべてのライダー世界を踏破してしまったため今後の去就が注目されていた。
転職のきっかけになったのは、ディエンドさんの“お宝ゲット”の才能に目をつけたブブカ編集部のスカウトだった。
「カメンライドで状況にあったライダーを呼び寄せてスクープをモノにできるスキルはもちろん、身体を透明化できる必殺技“ディエンドインビジブル”は芸能人ひみつマンションの張り込みに最適。“ぜひに”とお願いした。あと、ディケイドよりデザインがマシ」
と、ブブカスタッフは語る。
ディエンドさん側は「お宝を集めれば読者に喜んでもらえて、しかもお給料がもらえる。これこそぼくの世界だ」とオファーを快諾。すでに、さまざまなお宝を手に入れるためアイドルコンサートの最前列や夜の繁華街などをかけずり回っているとか。一部芸能人からは最近、とんでもないスクープ写真を撮っては
「通りすがりの仮面カメコだ」
と捨て台詞を残して去っていくナゾの人物の報告が相次いでおり、活躍中のディエンドさんの目撃情報と見られる。
なお、ブブカにはディエンドさん以外に仮面ライダーディケイドさんも求人応募してきていたが、
「撮る写真すべてがひどいピンボケで話にならない」
ため、採用は見送りになったという。この件についてディケイドさんに確認を取ったところ事実だとのことで「9月で職がなくなってしまうから週刊誌カメラマンになれれば…と思っていたのに。許せない。おれはすべての世界を滅ぼす悪魔になってやる」と歯ぎしりしながら悔しさをにじませていた。